14金のダイヤ・石付きジュエリーの買取|石の重さの扱いと査定の流れ

石のついた14金の指輪とペンダント、はかりのイメージ

当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

実家の片付けで、小さなダイヤのついたK14WGの指輪や、色のついた石がのったペンダントが出てくることがありますよね。『石があると、どう見てもらえるんだろう』と迷う方も多いはずです。

結論から言うと、14金のダイヤ付きジュエリーの買取は、まず14金の地金の部分を純度と重さで見て、石の扱いは店ごとに決まります。

この記事では、石の重さがどう扱われるかと、石を外すかどうか、査定の前に確かめたいことを順番に見ていきます。

14金を持っている人

母の指輪に、小さなダイヤのような石がついています。台はK14WGと刻印がありますが、石付きでも買い取ってもらえますか?

案内役

買い取ってもらえますよ。まず台の14金を純度と重さで見て、石は店ごとの方針で扱いが決まります。石の重さの話から順番に見ていきましょう。

目次

ダイヤ付きの14金は「地金」と「石」に分けて考えます

『石がついていると、全部まとめていくら、になるの?』と思いますよね。

実は、多くの店では、14金の台(地金)と石を分けて考えています。

査定の土台は地金の純度と重さ

14金の台は、金が約58.5%(585)の合金として、純度と重さで値段がつきます。石は、評価するかどうか、どう評価するかが店によって違います。

例えば、地金の部分について各社はこう案内しています。

おたからやは、14金の買取価格を、金相場をK14の純度に換算した金額をもとに、デザインやブランドの有無なども加味して決めると説明しています。

田中貴金属のRE:TANAKAは、石の価値は評価せず、貴金属ジュエリーに含まれる地金部分のみを評価して買い取ると明記しています。

見られる部分何で決まるか店による違い
14金の台(地金)純度(585)と重さ1g単価が店ごとに違う
ダイヤ・色石店の方針と石そのもの評価する店・しない店がある
デザイン・ブランド店の方針加味する店・しない店がある

石が外れた14金も売れます

石が取れてしまった指輪や、石の抜けた台だけが残っていることもありますよね。

おたからやは、石が外れたアクセサリーも、金としての価値は純度と重量で評価されると案内しています。

外れた石は、捨てずに小さな袋に入れて一緒に持っていきましょう。

台が「GF」「GP」ではないかも見ておきましょう

石付きのアクセサリーには、台が金張りや金めっきの物もあります。

刻印の最後に「GF」や「GP」があれば、日本ジュエリー協会の表示規定でいう金張り・金めっきの表記です。

おたからやは、K14GPやK14GFを芯材の表面にだけ薄い14金の層を施した加工品で、内部には金が含まれていないと説明しています。台が14金かどうかで話が大きく変わるので、最初に刻印を見ておきましょう。

石の重さはどう扱われる?地金の重さで計算します

『石の分まで14金の重さに入ってしまうの?』という点が、一番気になるところかもしれません。

14金として値段をつけるのは、石を除いた地金の部分です。

石の重さは14金の重さに入れない

RE:TANAKAは、宝石や付属品を取り外して0.01g単位で計量すると案内しています。コメ兵の14金の計算ツールにも「買取対象は製品の貴金属部分のみです。宝石など付属物が含まれている場合、お買取金額が計算できません。」という注意書きがあります。

買取大吉の14金の買取例には「K14 リング 石引」のように、石の分を引いたことを示す品名も見られます。

石を外さずに査定する店でも、石の分を差し引いて地金の重さを出す、と考えておくと分かりやすいです。

14金を持っている人

家のはかりで量った重さで計算すると、石の分だけ高く見積もってしまうんですね。

案内役

そうなんです。家で量れるのは石込みの重さなので、目安はその分だけ多めに出ます。「だいたいこのくらいより少し下」と考えておくと、査定額を見た時に驚かずに済みますよ。

地金の重さで目安を出してみます

田中貴金属が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格は22,773円/g(税込)でした。

これに14金の割合0.585をかけると、1gあたり約13,322円です。記事執筆日時点の参考値で、純金の地金の価格なので14金の買取価格そのものではありません。

石を除いた地金の重さ(例えば)金の量だけで見た目安
1g13,322円
2g26,644円
3g39,967円
5g66,611円
8g106,578円

表の金額は「この金額で売れる」というものではなく、地金の部分にどれくらいの金が入っているかをつかむための数字です。

店のK14の1g単価は、2026年10月21日朝に確認した時点で10,978円から13,413円まで開きがありました。

例えばこんな場合で考えてみると

母から譲られたK14の指輪に色石が1つついていて、石込みで量ると4gだった人の場合を考えてみます。

石の重さは家では分からないので、例えば石を除いた地金が3gだったとします。

金の量だけで見た目安は39,967円です。おたからやの2026年10月20日14:00更新の参考買取相場13,413円で計算すると40,239円になります。

RE:TANAKAの同日17:00発表のリサイクル価格10,978円(手数料込み)で計算すると32,934円です。RE:TANAKAでは石は評価されないので、この金額が地金の分の目安になります。

ここに石の評価が加わるかどうかは、店ごとの方針次第です。

計算の仕方は14金の買取価格の計算方法でも詳しく見ています。

14金のダイヤ付きジュエリーの査定の考え方を示した図解

ダイヤや色石の評価は店によって違います

『ダイヤがついているなら、その分も上乗せしてほしい』と思うのは自然なことですよね。

ここは店の方針がはっきり分かれるところなので、公式の案内を見てみましょう。

石を評価するかは店ごとに確かめる

石も含めて査定すると案内している店と、地金だけを評価すると明記している店があります。どちらが良いではなく、方針の違いとして知っておくと店を選びやすくなります。

会社石付きの品についての公式の案内
おたからや地金の純度と重さを確認し、宝石は評価できる範囲で加味
買取大吉「素材・宝石・デザインの価値まで含めて しっかり査定いたします!」
なんぼや金自体の価格だけでなく、付属しているダイヤモンドやエメラルド・ルビーの宝石価値も査定
コメ兵(14金の計算ツール)買取対象は製品の貴金属部分のみ。宝石が含まれると金額が計算できない
RE:TANAKA石の価値は評価しない。地金部分のみを評価し、石はできる限り外して返却

石をどう見てもらえるかは、店でしか分かりません。

査定の時に「この石はどう扱われますか」と、ひと言聞いておくと安心です。

14金を持っている人

石を評価してもらえる店の方が、いつも高くなるんでしょうか?

案内役

一概には言えないんです。地金のK14の単価も店ごとに違うので、石の評価と地金の単価を合わせて比べるのが確実ですよ。2〜3社で見てもらうと違いが分かります。

査定の時に聞いておきたいこと

石付きの品は、地金と石の2つの話が混ざるので、聞き方を決めておくと迷いません。

店で聞いておきたいこと
  • 「石を除いた地金は何グラムでしたか」
  • 「純度はいくつと出ましたか」
  • 「石は評価に入っていますか」
  • 「石だけ返してもらうことはできますか」

金額だけでなく、この4つを聞いておくと、ほかの店で見てもらった時に比べやすくなります。

ダイヤの粒が小さい物はどう見られる?

指輪の脇に小さなダイヤが並んでいるような品も多いですよね。

石の評価は大きさや状態などで変わるので、ここでは一般的な値段は書きません。

ただ、地金の部分は石の大きさに関係なく、純度と重さで値段がつきます。

石は外してから持っていくべき?

『石を外せば、14金の重さが正確に分かるのでは』と考える方もいるかもしれません。

ただ、自分で石を外すのはおすすめしません。

自分で石を外すのは控えましょう

石を外す時に、台や石に傷がついたり、小さな石をなくしてしまったりする心配があります。石も含めて見てくれる店もあるので、外すかどうかは店に相談してから決めましょう。

RE:TANAKAは、石などの付属品は可能な限り外して返却すると案内しています。

一方で、品物によっては外せない場合や、外す時に傷などがつく場合があるとも書いています。

石に傷をつけたくない場合は、自分で外してから持ってきてほしい、という案内もあります。

こんな時どうするか
石も評価してほしい石を外さずに、石を見てくれる店で査定を受ける
地金だけ売って石は手元に残したい店で外してもらえるか、傷のリスクと一緒に聞く
外れた石がある捨てずに袋に入れて一緒に持っていく
何の石か分からない外さずにそのまま店で見てもらう

プラチナとのコンビの指輪は?

14金とプラチナを組み合わせたコンビの指輪もあります。

RE:TANAKAは、複数の品種や品位を組み合わせたコンビ製品も、それぞれのパーツごとに品位を特定すると案内しています。

コンビの品も、外さずにそのまま見てもらいましょう。

店で石を外してもらう時の確かめ方

地金だけを売って石を手元に残す時は、外した石を返してもらえるかを先に聞いておきましょう。

RE:TANAKAは、石などを外したうえで、法定検査に合格した計量器で0.01g単位で量ると案内しています。買取の重さは0.1g単位に切り上げて計算するそうです。

返ってきた石の数が合っているか、その場で確かめておくと安心です。

鑑定書・ソーティングや、真珠付きの品の扱い

『鑑定書が見つからないけど、大丈夫かな』と心配になる方もいますよね。

書類がなくても、14金の地金の部分は純度と重さで査定できます。

鑑定書がなくても査定は受けられる

買取大吉は、14金のよくある質問で「鑑定書をなくしてしまったのですが、見てもらうことはできますか?」という問いに「もちろんです」と答えています。

鑑定書やソーティングなどの書類が見つかったら、一緒に持っていくと石のことを説明しやすくなります。

購入時の箱や保証書も、あれば添えておきましょう。

書類・付属品あると助かること
鑑定書・ソーティング石について店に説明しやすい
保証書購入した店や品物の情報が分かる
購入時の箱・ケース品物を傷つけずに持っていける
外れた石・部品地金や石と一緒に見てもらえる

どれもなくても査定は受けられるので、見つからない時は無理に探さなくて大丈夫です。

真珠やサンゴがついた14金

真珠のネックレスの留め具や、真珠のピアスの金具に14金が使われていることもあります。

真珠やサンゴも、地金の部分は純度と重さで見られ、石の部分の扱いは店によって違います。

RE:TANAKAは、パール類を含めて石の価値は評価しないと明記しています。

真珠のネックレスは、留め具だけが14金ということもよくあります。その場合、14金として値段がつくのは留め具の小さな部分だけです。

『ネックレス全体で量った重さで計算していた』とならないよう、どこが14金なのかを刻印で確かめておきましょう。

真珠は水や薬品に弱いと言われるので、売る前に洗ったりせず、そのまま持っていきましょう。

石付きの14金を持っていく前に
  • 刻印でK14・K14WGなどの地金の種類を確かめる
  • 石は外さず、外れた石は袋に入れて一緒に持っていく
  • 鑑定書やソーティング、箱や保証書があればまとめる
  • 真珠付きの品は洗わずにそのまま持っていく
  • 石をどう扱うかを店に聞く質問をメモしておく

よくある相談:石付きの14金を売りたい

知恵袋で見かける、石付きの14金についての相談を3つまとめました。

相談1:遺品のK14WGのネクタイピンに、ダイヤが1つ

遺品の中から、ダイヤが1つついたK14WGのネクタイピンが出てきた、という相談です。

台がK14WGなら、地金の部分は14金として純度と重さで値段がつきます。ダイヤの扱いは店によって違うので、石も見てもらえる店かどうかを確かめておきましょう。

日本ジュエリー協会の表示規定では、タイタックの針のような機能上の部品に、貴金属でない金属を使うことがあるとされています。針の部分は14金の重さに入らないこともある、と知っておくと査定の結果に納得しやすくなります。

『形見だから、手放していいのか迷う』という気持ちもありますよね。石だけ残して作り替える、そのまま残すといった選び方もあります。

遺品の整理の進め方は遺品・形見の14金を売るでも紹介しています。

相談2:何の石か分からないK14WGの指輪は売れる?

石の種類が分からないけれど、K14WGの指輪は売れるのか、という相談も多く見られます。

石の種類が分からなくても、台の14金は査定してもらえます。石を外さずにそのまま見てもらうのが手軽です。

ダイヤだと思っていたらガラスだった、ということもあります。その場合も、台がK14WGなら地金の値段は変わりません。

刻印が「K14WG」ではなく「Pt」で始まっていればプラチナの指輪なので、刻印も一緒に確かめておきましょう。

相談3:石がジルコニアで、土台とキャッチが14Kのピアス

石はジルコニアで、土台とキャッチが14Kのホワイトゴールドのピアスは売れるのか、という相談です。

石の評価がなくても、14Kの土台とキャッチは地金として値段がつきます。重さは小さいことが多いので、ほかの14金とまとめて見てもらうと気軽です。

日本ジュエリー協会の表示規定では、キャッチも機能上の部品に貴金属でない金属を使うことがある例に挙げられています。キャッチに刻印があるかどうかも見ておきましょう。

片方だけのピアスについては、おたからやも、片方だけになったピアスでも純度と重量で評価されると案内しています。

案内役

石が何であっても、14金の台の部分は純度と重さで値段がつきますよ。石のことは、見てもらう時に店に聞いてみましょう。

石付きの14金を売る前の準備を示した図解

石付きの14金を売るまでの流れ

最後に、ダイヤや色石のついた14金を売るまでの流れをまとめておきます。

石付きの14金を売るまでの手順
  1. 刻印を確かめて、台がK14かK14WGか、GFやGPではないかを見る
  2. 外れた石や書類を集めて、品物と一緒に袋にまとめる
  3. その日の田中貴金属の金価格と、各社のK14の1g単価を見る
  4. 2〜3社で査定を受け、地金の重さと石の扱いをそれぞれ聞く
  5. 提示額に納得できたら売る。迷ったら持ち帰って考える

店では「14金の台にダイヤがついています。石も見てもらえますか」と伝えると、話が早く進みます。

査定の時は「石を除いた地金は何グラムでしたか」と聞いておくと、ほかの店とも比べやすくなりますよ。

実際に査定してもらう時は、石付きの品の扱いを公式に案内している店を選ぶと安心です。

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14金の査定額を確かめる

K14・14K・585の刻印がある品は、切れたチェーンや片方だけのピアス、刻印が読めない物でも、1点から金として査定を受けられます。ハワイアンジュエリーや金縁メガネ、万年筆のペン先も相談でき、店頭のほか出張査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

おたからやは査定料が無料で、店頭・出張・フォーム・LINEから査定の方法を選べます。

指輪の重さの目安は14金の指輪の買取価格、ホワイトゴールドの扱いは14金ホワイトゴールドの買取価格で詳しく見ています。14金の売り方全体は14金の買取ガイドにまとめています。

思い出の品は、石だけ残す選び方も

家族の指輪のダイヤを、新しいジュエリーに作り替えて残す方もいます。

売るか残すかは、急いで決めなくて大丈夫です。地金の価値はすぐになくなるものではありません。

よくある質問

14金のダイヤ付きの指輪は買い取ってもらえますか?

買い取ってもらえます。14金の台は純度と重さで値段がつき、ダイヤの扱いは店によって違います。査定の時に石の扱いを聞いておきましょう。

石の重さも14金の重さに入りますか?

14金として値段をつけるのは石を除いた地金の部分です。RE:TANAKAは石などを外して計量すると案内していて、コメ兵の計算ツールも貴金属部分のみを買取対象としています。

売る前に石を外した方がいいですか?

自分で外すのはおすすめしません。傷や紛失の心配があり、石を評価してくれる店もあるからです。外すかどうかは店に相談しましょう。

ダイヤの分はいくら上乗せされますか?

石の評価は、大きさや状態、店の方針で変わるので一概には言えません。地金だけを評価する店もあるので、査定の時に石が評価に入っているかを聞いておきましょう。

鑑定書がなくても売れますか?

売れます。買取大吉も、鑑定書をなくした品の査定に「もちろんです」と答えています。見つかった書類があれば一緒に持っていきましょう。

まとめ

この記事の要点
  • 石付きの14金は、台の地金と石を分けて考える
  • 地金は純度(585)と、石を除いた重さで値段がつく
  • 石を評価するかどうかは店によって違うので、査定の時に聞く
  • 自分で石は外さず、外れた石は袋に入れて一緒に持っていく
  • 鑑定書がなくても査定は受けられる。書類があれば添える
  • 真珠付きの品は洗わずにそのまま持っていく
14金買取.jp

14金買取.jp 編集部

14金(K14・14K・585)のネックレス・指輪・ピアス、ハワイアンジュエリー、金縁メガネや万年筆を納得して手放すために、刻印の読み方、本物と金張り・メッキの見分け方、1gあたりの値段の計算、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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