当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
14金のブレスレットを量ってみたら5g。「これって金だけで5gなの?」と、計算の手前で手が止まってしまう方もいますよね。
結論から言うと、14金の計算は「品物全体の重さ」に、金の割合か店の14金の単価をかけるだけです。
この記事では、14金の値段の目安を出す計算を2通り紹介し、重さの扱いで迷いやすいところも一緒に見ていきます。
おばからもらった14金のブレスレットが5gでした。中の別の金属も入った5gなのか、14金だけで5gなのか分からなくて。
量った5gは、金と混ぜてある金属を合わせた「14金という素材」の重さです。0.585をかけるのは、その中の金の分を出すためなんですよ。順番に見ていきましょう。
14金の計算は2通り|どちらを使えばいい?
14金の値段の目安を出す計算には、大きく分けて2つのやり方があります。
1つめは「金の公表価格×0.585×重さ」で、金の量だけで見た目安が出ます。2つめは「店のK14の1g単価×重さ」で、その店での大まかな目安が出ます。
| 計算のしかた | 使う数字 | 分かること |
|---|---|---|
| 公表価格×0.585×重さ | 田中貴金属などが公表する金の店頭買取価格 | 金の量だけで見た目安 |
| 店のK14単価×重さ | 各社の公式サイトにある14金1gの単価 | その店での大まかな目安 |
0.585は14金に入っている金の割合で、日本ジュエリー協会の表示規定でも造幣局の品位区分でも、K14は585(1000分の585)と決まっています。
14金がなぜ58.5%なのかは、14金の純度と金の割合で詳しく見ています。
『じゃあどっちを使えばいいの?』と迷いますよね。
まず1つめで全体の目安をつかみ、売る店が決まってきたら2つめで確かめる、という順番がおすすめです。
電卓で14金の値段を計算する手順
例えば、手元のネックレスが5gだったとして計算してみます。
金の価格は、田中貴金属が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)を使います。
- 金の店頭買取価格「22773」を入力する
- 「×0.585」で14金1gの目安を出す(約13,322円)
- 「×5」で重さをかける(66,611円)
この66,611円は、記事執筆日時点の参考値です。
純金の地金の価格から計算した数字なので、14金の買取価格そのものではありません。
- 売りたい店の公式サイトでK14の1g単価を見る
- その単価に重さの「5」をかける
- 何日の何時の単価かもメモしておく
例えば、おたからやの2026年10月20日14:00更新の参考買取相場は14金(K14)が13,413円で、5gなら67,065円です。
同じ日の田中貴金属RE:TANAKAのリサイクル価格(手数料込み)はK14が10,978円で、5gなら54,890円になります。

重さ別の数字をまとめて見たい方は、14金の買取価格はいくら?重さ別の早見表が便利です。
今日の金価格の調べ方は14金の相場は1gいくら?で手順を追っています。
量った重さは「金だけ」の重さ?よくある計算の間違い
ここが一番迷いやすいところです。
はかりに乗せて出た数字は、金と、混ぜてある銀や銅などの金属を合わせた重さです。
1つめの計算では、品物全体の重さに0.585をかけることで金の分が出ます。2つめの店のK14単価は「14金1gあたり」の値段なので、品物全体の重さをそのままかければ大丈夫です。
例えば5gのブレスレットなら、5g×0.585で、中に入っている金はおよそ2.9gという計算になります。
ただ、計算でこの金の重さを出す必要はありません。
金の公表価格×0.585×5gの式の中で、もう金の分は計算に入っているからです。
店のK14単価に、さらに0.585をかけてしまうケースがあります。K14の単価はすでに14金としての値段なので、0.585をかけると金の割合を2回引いたことになり、目安が低く出すぎてしまいます。
| やり方 | 式 | 5gの場合 |
|---|---|---|
| 正しい(1つめ) | 22,773円×0.585×5g | 66,611円 |
| 正しい(2つめ) | 13,413円×5g | 67,065円 |
| 間違い | 13,413円×0.585×5g | 低く出すぎる |

『数字が思ったより小さいな』と感じたら、0.585を2回かけていないか見直してみてください。
石付き・部品つきの14金は、重さをどう扱う?
『石の重さも14金として計算していいの?』と気になる方もいますよね。
ダイヤなどの石がついた指輪や、留め具にばねが入ったネックレスは、計算の重さに少し注意が必要です。
石や、金以外の部品は14金ではないので、店ではその分を除いた重さで計算されることがあるんです。
田中貴金属のRE:TANAKAは、宝石や付属品を取り外して0.01g単位で量ると公表しています。
コメ兵も、相場ページの計算ツールの注意事項で「買取対象は製品の貴金属部分のみです。」と書いています。
- 家で量った重さは「石や部品も込み」の数字だと考える
- 目安は少し多めに出ると思っておく
- 石は自分で外さず、外すかどうかは店に聞く
- 石の価値をどう見るかは店ごとに違うので査定で確かめる
日本ジュエリー協会の規定でも、引き輪のばねやキャッチなどには、機能のために貴金属でない部品が使われることがあるとされています。
中が空洞のチェーンも、量った重さがそのまま計算の重さになるので、見た目の太さより軽く出ることがありますよ。
石付きの14金の扱いはダイヤ・石付きの14金は売れる?で詳しく見ています。
自分で計算した数字と、店で言われた金額が違ったらどうすればいいですか?
その時は「何gで量って、純度はどう判定されましたか?」と聞いてみてください。重さと単価が分かれば、どこで差が出たのか自分で確かめられますよ。
計算で目安がつかめたら、実際の金額は無料の査定で確かめてもらうのが早いです。
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14金の査定額を確かめる
K14・14K・585の刻印がある品は、切れたチェーンや片方だけのピアス、刻印が読めない物でも、1点から金として査定を受けられます。ハワイアンジュエリーや金縁メガネ、万年筆のペン先も相談でき、店頭のほか出張査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
14金の売り方の全体は14金の買取ガイドにまとめています。
よくある相談|14金の計算について多い質問
知恵袋などでよく見かける相談を、要約して答えていきます。
「14金は1グラム買取いくらくらい?」
金の量だけで見ると、2026年10月20日17時の田中貴金属の公表価格22,773円×0.585で約13,322円です。
これは記事執筆日時点の参考値で、純金の地金の価格からの計算です。
店のK14単価は同じ日でも10,978円〜13,413円と幅があったので、売る日にその店の数字で計算し直してみてください。
「K14のホワイトゴールドは、金とパラジウムの割合はどのくらい?」
K14WGでも、金の割合はK14と同じ585です。
色は、金に混ぜる金属(パラジウムや銀など)の違いで出しています。
混ぜる金属の内訳は製品ごとに違うので、計算に使うのは金の割合の0.585だけで大丈夫です。
「万年筆のペン先は何グラムくらい?」
おたからやのコラムでは、ペン先の一般的な重さを約0.2g〜0.5gとしています(2026年3月時点の情報)。
ペン先は小さいので、家のはかりでは正確に量りにくいかもしれません。
同じコラムでは、ペン先だけ外すより万年筆の本体ごと査定に出す方が高い金額になりやすいとしています。
よくある質問
14金の計算に使う0.585と58.3%はどちらが正しいですか?
日本ジュエリー協会の表示規定や造幣局の品位区分では、K14は585です。14÷24で約58.3%と書く店もありますが、この記事では585で計算しています。
14金の計算で税金や手数料は引くべきですか?
目安の計算では引かなくて大丈夫です。手数料の扱いは店ごとに違い、RE:TANAKAのリサイクル価格は手数料込み、なんぼやは手数料を実物拝見時に案内すると注記しています。
14金と18金が混ざっている時はどう計算しますか?
純度ごとに分けて量り、それぞれの割合(14金は0.585、18金は0.75)で計算して足します。混ざった品の仕分け方は18金・14金・プラチナをまとめて売るで紹介しています。
まとめ
- 14金の計算は「公表価格×0.585×重さ」と「店のK14単価×重さ」の2通り
- 量った重さは金と混ぜた金属を合わせた品物全体の重さのまま使う
- 店のK14単価に0.585をかけると低く出すぎる
- 石や金以外の部品は除いて計算されることがある
- 計算した目安と提示額が違う時は、重さと純度の判定を聞いてみる







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