当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
手元のアクセサリーを見たら、片方は「K18」、もう片方は「K14」。どちらも金色なのに何が違うのか、気になりますよね。
結論から言うと、14金と18金の違いは入っている金の割合です。この記事では、その差が買取価格にどう出るのかと、刻印での見分け方を一緒に見ていきます。
母から譲り受けたネックレスが、K18とK14の2本ありました。14金のほうは値段が低いんでしょうか?
同じ重さなら、14金のほうが金の量が少ない分だけ低くなります。ただ、14金にも金の量に応じた値段はしっかりつきますよ。まず割合の差から見てみましょう。
14金と18金の違いは「金の割合」です
14金(K14)は金が約58.5%(585)、18金(K18)は75%(750)入った合金です。違いは金の割合で、残りは銀や銅などの「割り金」です。
金の純度は、純金を24として表します。田中貴金属の解説でも、K18は金の含有量が18/24、つまり75%と説明されています。
14金は24分の14なので、計算すると約58.3%です。ただ、日本ジュエリー協会の表示規定や造幣局の品位区分では、14金は「585」として扱われます。
この数字は「最低でもこれだけ金が入っている」という意味なんです。そのため、この記事では14金を「約58.5%(585)」と書いていきますね。
| 呼び方 | 刻印の例 | 品位(千分率) | 金の割合 | 金以外の金属 |
|---|---|---|---|---|
| 14金 | K14・14K・585・Au585 | 585 | 約58.5% | 約4割 |
| 18金 | K18・18K・750・Au750 | 750 | 75% | 約4分の1 |
| 参考: 10金 | K10・10K・416 | 416 | 約41.6% | 半分以上 |
『じゃあ14金は、18金の安い版ってこと?』と思った方もいるかもしれません。
そういうわけではないんです。日本ジュエリー協会は、純金はやわらかいので他の金属を加えて硬い合金にすること、品位を下げると素材の価格を抑えられることを、合金の長所として説明しています。

同じ重さなら買取価格はどのくらい違う?
割合が違うのは分かりました。実際に売る時の値段は、どれくらい差が出るんですか?
重さが同じなら、ほぼ金の割合の差がそのまま値段の差になります。数字で並べてみますね。
まずは「金の量だけで見た目安」です。田中貴金属が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)に、それぞれの品位をかけて計算しました。
これは記事執筆日時点の参考値で、純金の地金の価格をもとにした計算です。14金の買取価格そのものではないので、「この金額で売れる」という意味ではありません。
| 純度 | 1gあたり | 3g | 5g | 10g |
|---|---|---|---|---|
| 14金(585) | 13,322円 | 39,967円 | 66,611円 | 133,222円 |
| 18金(750) | 17,080円 | 51,239円 | 85,399円 | 170,798円 |
例えば5gのネックレスなら、14金は66,611円、18金は85,399円です。差は18,788円で、14金は18金のおよそ8割弱の目安になります。
店の1g単価でも差の出方は同じです
田中貴金属の製品買取「RE:TANAKA」が2026年10月20日17時に発表したリサイクル価格(税込・鑑定料と手数料込み)は、K18が15,214円、K14が10,978円でした。
おたからやの2026年10月20日14時更新の参考買取相場でも、18金(K18)は17,203円、14金(K14)は13,413円です。基準や手数料の扱いは店ごとに違うので、店どうしを並べて比べるのではなく、同じ店の中で18金と14金の差を見るのがおすすめです。
1gあたりの単価は金の価格に合わせて毎日更新されます。売る日に、気になる店の公式サイトで当日の値段を見ておきましょう。1gあたりの目安の出し方は14金の買取価格と重さ別の早見表でも詳しく扱っています。
色・硬さ・使われ方の違い
金の割合が違うと、色や硬さにも違いが出ます。ただ、ここは「傾向」の話で、1点ごとの見た目で純度が決まるわけではありません。
- 金以外の金属が約4割入る
- おたからやは「18金や24金と比べて硬く傷がつきにくい素材」と説明
- 時計のパーツや細かい金具、ハワイアンジュエリーにもよく使われる
- 18金やK24より変色しやすい傾向がある(おたからやの説明)
- 金以外の金属は約4分の1
- 14金よりやわらかめ(田中貴金属「金は純度が高いほどやわらかい」)
- 日本の装飾品では14金とともによく使われる
- 同じ重さなら、金の量が多い分だけ値段は高め
色についても少し触れておきますね。金の色は、混ぜる割り金の種類で変わります。
日本ジュエリー協会の規定では、イエローゴールドは銀と銅の比率、ピンクゴールドは銅の多さ、ホワイトゴールドはパラジウムなどの割り金で色を出すとされています。つまり同じ14金でも色はいろいろで、色だけで14金か18金かは決められないんです。
見た目では区別しにくい?刻印で確かめる方法
『並べてみたら、18金のほうが黄色っぽい気もする…』という方もいるかもしれません。
実は、造幣局も「貴金属の品位は目で見てわかるものではありません」と案内しています。見た目に頼らず、刻印と店の分析で確かめるのが確実です。
- 明るい場所で、留め具の近くやリングの内側の刻印を探す
- 「K14・14K・585」なら14金、「K18・18K・750」なら18金としてメモする
- 刻印の後ろに「GP」「GF」が付いていないかを見る
- 刻印が読めない物は、そのまま別の袋に分けておく
- 最後の判断は、店の分析(蛍光X線など)に任せる
「585」や「Au585」は、K14と同じ純度を表す数字の書き方です。おたからやも、K表記と数字表記の違いだけで金の割合に差はないと説明しています。
刻印の場所や読み方は585の刻印の意味とK14・14K・14KTの見方にまとめています。純度そのものを詳しく知りたい方は14金の純度と金の割合もどうぞ。
「K14GP」「K18GF」のように後ろにGPやGFが付く物は、金めっきや金張りを表す表示です。また「Pt585」はプラチナの刻印で、14金ではありません。

14金と18金の違いでよくある相談
知恵袋などで多い相談を、要約してお答えしますね。
18K・14K・10Kで相場は違うの?
違います。どれも「純金の価格×金の割合」が値段のもとになるので、割合が高い順に1gあたりの値段も高くなります。
おたからやの2026年10月20日14時更新の参考買取相場でも、18金・14金・10金で1gあたりの値段が分かれて表示されています。
14金と18金、どっちが価値があるの?
金の量で見れば、同じ重さなら18金のほうが高くなります。ただ、14金は硬く傷がつきにくい素材として、普段使いのアクセサリーにもよく選ばれています。
これから買う時は「長く使いたいか」「金の量を重視したいか」で選ぶのが自然ですね。手放す時は、どちらも金の量に応じた値段がつきます。
K18とK14のネックレス、まとめて見てもらえる?
見てもらえます。店では1点ずつ刻印と重さを確かめ、純度ごとに単価をかけて計算するのが基本です。
『溶かして1つにまとめたほうが楽かも』と思う方もいますが、混ぜると純度が分からなくなってしまいます。そのままの形で持ち込みましょう。
- 刻印がK18かK14か、品物ごとにメモした
- 家にキッチンスケールがあれば、重さを量った
- GPやGFの刻印が無いかを見た
- 形見として残したい物は別にした
14金と18金が混ざっている時の売り方
引き出しを整理すると、14金と18金、プラチナまで一緒に出てくることも。
まずは純度ごとに分けておくと、査定の時に説明しやすくなります。店に着いたら「K14とK18が混ざっています。それぞれの重さと1gの単価を教えてください」と伝えれば十分です。
| 分け方 | 理由 |
|---|---|
| 14金(K14・14K・585)の袋 | 単価が同じなので、まとめて重さを見られる |
| 18金(K18・18K・750)の袋 | 14金より単価が高く、分けておくと計算が分かりやすい |
| 刻印が読めない袋 | 店の分析で純度を確かめてもらう |
| 残したい物の袋 | 形見や思い出の品は、売るかどうかを後で決める |
まとめて売る時の仕分けは18金・14金・プラチナをまとめて売る方法で詳しく扱っています。
実際の値段は、品物を見てもらわないと分かりません。査定料のかからない店で、金額を聞いてから決めても大丈夫です。
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14金の査定額を確かめる
K14・14K・585の刻印がある品は、切れたチェーンや片方だけのピアス、刻印が読めない物でも、1点から金として査定を受けられます。ハワイアンジュエリーや金縁メガネ、万年筆のペン先も相談でき、店頭のほか出張査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
提示額に納得できなければ、その場で売らなくてもかまいません。売るか使い続けるかは、金額を聞いてからゆっくり決めてくださいね。
よくある質問
14金と18金は、見た目で見分けられますか?
見た目だけで見分けるのは難しいです。色は割り金の配合で変わるので、刻印と店の分析で確かめましょう。
14金は18金より価値が低いのですか?
金の量は18金より少ないので、同じ重さなら値段は低くなります。ただ、約58.5%の金の量に応じた値段はしっかりつきます。
585の刻印は14金と同じですか?
同じ純度を表しています。585は「金が1000分の585」という意味で、K14の数字での書き方です。
18金と14金を一緒に査定に出してもいいですか?
一緒に出して大丈夫です。店では純度ごとに分けて計量し、それぞれの単価で計算するのが基本です。
まとめ
- 14金と18金の違いは金の割合で、約58.5%(585)と75%(750)
- 同じ5gなら、金の量だけで見た目安は66,611円と85,399円(2026年10月20日17時の田中貴金属の公表価格をもとにした参考値)
- 14金は硬く傷がつきにくく、変色しやすい傾向がある
- 色では純度を決められないので、刻印と店の分析で確かめる
- 混ざっている時は純度ごとに分けて、そのまま持ち込む
14金の売り方全体は14金の買取ガイドで、値段の計算から店の選び方まで順番にまとめています。







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