当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
14金のアクセサリーを見ていて「金はどのくらい入っているの?」「残りは何なの?」と気になったこと、ありませんか。
結論から言うと、14金の純度は約58.5%(585)で、残りは銀や銅、パラジウムなどの金属です。この記事では、585という数字の意味と、混ざっている金属、純度と値段の関係をお話しします。
14金って、金がどれくらい入っているんですか?58.3%と書いてあるところもあって、どっちが正しいのか分からなくて。
どちらも間違いではないんです。24分の14で計算すると約58.3%、規格では「585」と決められていて、これは最低でも58.5%入っているという意味なんですよ。
14金の純度は約58.5%(585)です
14金(K14)は、金が1000分の585以上入った合金です。純度を24分率で表すと24分の14で、計算上は約58.3%になります。
金の純度は、純金を24として表す方法が昔から使われています。田中貴金属も、K18なら金の含有量が18/24、つまり75%と説明しています。
同じように14金は24分の14です。割り算をすると約58.3%になるので、買取大吉のように「58.3%」と書く店もあります。
一方、日本ジュエリー協会の表示規定(JIS H6309:2022による表)では、K14の品位は「585」とされています。ここが大事なところです。
585は「最低でもこれだけ入っている」という数字
日本ジュエリー協会は、品位を「貴金属合金中に含まれる該当する貴金属の最低含有率」と定義しています。つまり585は、金が1000分の585以上入っていることを表すんです。
おたからやも、14÷24×1000は約583.3だが、国際基準ではこの数値を切り上げて「585」として扱う、と解説しています。この記事では、14金の純度を「約58.5%(585)」と書いていきますね。
| 書き方 | 意味 | 数字 |
|---|---|---|
| K14・14K・14KT | 24分率(純金を24とした時の14) | 24分の14 |
| 585・Au585 | 千分率の品位(最低含有率) | 1000分の585以上 |
| 割り算した値 | 14÷24 | 約58.3% |

585はどこで決められた数字?
『585って、どこかの店が決めた数字なの?』と思う方もいるかもしれません。
実は585は、国内外の規格で使われている数字です。日本のJIS H6309、国際規格のISO 9202のどちらの品位区分にも585があります。
造幣局も、依頼に応じて貴金属製品の品位を証明する「ホールマーク」の制度で、金を6つの区分に分けています。
| 造幣局の金の品位区分 | カラット表示 |
|---|---|
| 999 | K24 |
| 916 | K22 |
| 750 | K18 |
| 585 | K14 |
| 416 | K10 |
| 375 | K9 |
ホールマークは日の丸とひし形の中の数字で示されます。ただ、これは任意の制度なので、マークの無い14金もたくさんあります。
また、造幣局は「K18、Pt900などの記号は造幣局の証明記号ではありません」と案内しています。K14の刻印は、メーカーや販売店が品位を表示した物と考えておきましょう。
「Pt585」はプラチナの刻印で、14金ではありません。数字が同じでも、前に付く記号で金かプラチナかが変わります。刻印の読み方は585の刻印の意味とK14・14K・14KTの見方で詳しく扱っています。
金以外に混ざっている金属は?
『金じゃない部分って、何が入っているの?』と気になりますよね。14金の残りの約4割は、金に混ぜた別の金属です。これを「割り金」と呼びます。
日本ジュエリー協会は、金合金の代表的な割り金として、銀・銅・パラジウム・ニッケル・亜鉛を挙げています。田中貴金属も、割り金の種類によって金の色が変わり、カラーゴールドとして使われていると説明しています。
どうしてわざわざ金に他の金属を混ぜるんですか?純金のほうが良さそうなのに。
純金はやわらかくて、アクセサリーにすると傷や変形が起きやすいからなんです。混ぜることで硬くなり、石を留める爪なども作りやすくなりますよ。
日本ジュエリー協会も、純金はやわらかく、特に石留め用の爪には不十分なため、他の金属を加えて硬い合金にすると説明しています。品位を下げると素材の価格を抑えられる、という長所も挙げています。
割り金で色が変わります
同じ14金でも、混ぜる金属によって色が変わります。日本ジュエリー協会の規定にある色の考え方をまとめると、次のとおりです。
| 色の名前 | 主な割り金 | 14金の表示例 |
|---|---|---|
| イエローゴールド(YG) | 銀と銅を4:6から6:4程度 | K14YG |
| ピンクゴールド(PG) | 銅の比率が高い | K14PG |
| ホワイトゴールド(WG) | 主にパラジウムなど | K14WG・Au585WG |
色が違っても、14金なら金の品位はどれも585です。造幣局も、金の品位が同じであればホワイトゴールドもピンクゴールドも同じホールマークになると案内しています。
ホワイトゴールドの詳しい扱いは14金ホワイトゴールド(K14WG)の買取価格でまとめています。

純度と買取価格の関係
14金を売る時の値段は、純度がそのまま効いてきます。値段のもとは「純金の価格×品位×重さ」です。
田中貴金属が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)で計算すると、14金1gあたりの金の量だけで見た目安は13,322円になります。
これは記事執筆日時点の参考値で、純金の地金の価格をもとにした計算です。14金の買取価格そのものではないので、この金額で売れるという意味ではありません。
| 純度 | 品位 | 1gあたりの目安 | 5gの目安 |
|---|---|---|---|
| 14金 | 585 | 13,322円 | 66,611円 |
| 参考: 18金 | 750 | 17,080円 | 85,399円 |
| 参考: 10金 | 416 | 9,474円 | 47,368円 |
例えば5gの14金なら、66,611円が金の量だけで見た目安です。計算の手順は14金の買取価格の計算方法で順番に説明しています。
18金との違いをもっと知りたい方は14金と18金の違いもどうぞ。
14金の純度でよくある相談
知恵袋などで見かける相談を、要約してお答えします。
14金の、金以外の成分の割合を知りたい
14金の金以外は約4割で、銀・銅・パラジウムなどの割り金が入っています。ただ、その配合はメーカーや製品ごとに違い、刻印からは分かりません。
売る時の値段は金の割合と重さで決まるので、割り金の細かい配合を知らなくても大丈夫ですよ。
K14とK18は、混ぜている物が違うの?
一番の違いは、金の割合です。K18は金が75%、K14は約58.5%なので、K14のほうが割り金が多く入っています。
割り金の種類は色によって変わり、K14にもK18にもイエロー・ピンク・ホワイトがあります。おたからやは、K14は残りの成分として銅や銀などが多く含まれるため、K18やK24より変色しやすい傾向があると説明しています。
K14WGの金とパラジウムの割合は?
K14WGの金は約58.5%(585)です。残りの割り金にパラジウムなどが入りますが、パラジウムの割合は製品によって違います。
「K14PdWG」は、パラジウムを割り金にしたK14のホワイトゴールドを表す書き方です。金の品位はK14と同じなので、売る時も14金として見てもらえます。
- 刻印がK14・14K・585・Au585のどれかを確かめた
- 「Pt585」(プラチナ)と読み違えていない
- 刻印の後ろにGP・GFが付いていないかを見た
- 色違い(WG・PG)も同じ14金として数えた
純度を確かめて売るには
『刻印さえ見れば純度ははっきり分かるのかな』と思うかもしれません。刻印を見れば、おおよその見当はつきます。ただ、最後に純度を確かめるのは店の分析です。
- 留め具やリングの内側の刻印を探す
- 14金・それ以外・分からない物に分ける
- 重さを量って、13,322円×重さで目安を出す
- 店で蛍光X線などの分析と計量をしてもらう
- 1gの単価と重さを聞いて、納得できたら売る
店では「刻印は585です。14金として見てもらえますか」と伝えれば十分です。刻印が読めない物も、そのまま持っていけば分析で確かめてもらえることが多いですよ。
実際の値段は、品物を見てもらって初めて分かります。査定料のかからない店で、まず金額を聞いてみるのも1つの方法です。
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14金の査定額を確かめる
K14・14K・585の刻印がある品は、切れたチェーンや片方だけのピアス、刻印が読めない物でも、1点から金として査定を受けられます。ハワイアンジュエリーや金縁メガネ、万年筆のペン先も相談でき、店頭のほか出張査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
提示額を聞いてから、売らずに使い続けると決めてもかまいません。
よくある質問
14金の純度は58.3%と58.5%のどちらですか?
24分の14を割り算すると約58.3%、規格の品位では585(58.5%以上)です。この記事では「約58.5%(585)」を基本にしています。
585の刻印は14金ですか?
金の刻印なら14金と同じ純度です。ただ「Pt585」はプラチナの刻印なので気をつけましょう。
ホワイトゴールドの14金は純度が低いのですか?
低くありません。色は割り金の違いで、K14WGも金の品位は585です。
14金の残りの金属は何ですか?
銀・銅・パラジウム・ニッケル・亜鉛などの割り金です。配合は製品によって違います。
まとめ
- 14金の純度は約58.5%(585)で、585は「最低でもこれだけ金が入っている」という意味
- 24分の14を割り算すると約58.3%になるため、58.3%と書く店もある
- 残りは銀・銅・パラジウムなどの割り金で、色の違いを生む
- 色が違っても14金なら金の品位は同じ585
- 値段のもとは純金の価格×品位×重さ
14金の売り方全体は14金の買取ガイドで、値段の計算から店の選び方まで順番にまとめています。







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