14金メッキ(K14GP)は売れる?刻印の見分け方と店ごとの扱い

14金メッキの見分け方と買取の扱いを説明するアイキャッチ

当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。

アクセサリーの刻印をよく見たら「K14GP」。14金だと思っていたのに、メッキだったのかと気になりますよね。

結論から言うと、14金メッキは14金とはまったく別の素材として扱われ、買い取るかどうかも店によって分かれます。この記事では、刻印の読み方と、売りたい時に確かめることをお話しします。

14金を持っている人

ネックレスに「K14GP」とありました。14金と書いてあるし、少しは値段がつくんでしょうか?

案内役

GPは金めっきを表す記号なんです。金としての値段はほとんどつかないと考えておくと安心ですよ。扱いは店ごとに違うので、順番に見ていきましょう。

目次

14金メッキ(K14GP)とは?14金との違い

先に結論

K14GPは、別の金属の表面に14金の薄い層をつけた「金めっき」の品です。中まで14金でできたK14とは、入っている金の量が大きく違います。

日本ジュエリー協会の表示規定では、「GP」は金めっきの記号です。めっきの表示は「最表面の皮膜金属を表示する」と決められています。

つまり、K14GPの「K14」は表面の薄い膜が14金という意味なんです。品物全体が14金という意味ではありません。

おたからやも、K14GP(メッキ)やK14GF(金張り)は真鍮などの芯材の表面にだけ薄い14金の層を施した加工品で、内部には金が含まれていないと説明しています。

おたからや公式サイトの14金メッキと金張りの違いについてのよくある質問の画面

上の画面は、おたからやの14金ページにある「よくある質問」です。K14とK14GP・K14GFは「まったく異なる素材」だと書かれています。

刻印の例意味中身
K14・14K・58514金品物全体が14金の合金
K14GP・14KGP14金めっき別の金属の表面に薄い14金の膜
K14GF・1/20 14KGF14金張り別の金属に14金の板を張り合わせた素材
GIP金イオンプレーティング表面加工の一種(日本ジュエリー協会の記号)

金張り(GF)はめっきとは作り方が違いますが、表面だけが14金という点は似ています。金張りについては14金張り(K14GF)の価値と1/20の意味で詳しく扱っています。

14金メッキの刻印の見分け方

14金を持っている人

刻印が小さくて、14Kの後ろに何か付いているのかよく分かりません。どこを見ればいいですか?

案内役

まずは数字とKのすぐ後ろを、明るい場所で見てみてください。GPやGFが続いていたら、めっきや金張りの表示です。

『14Kって書いてあるなら、14金でしょ?』と思いがちですよね。でも、大事なのはその後ろに続く文字なんです。

刻印で確かめたいこと
  • 14K・K14の後ろにGP・KGP・GFが続いていないかを見る
  • 「1/20」「14/20」のような分数が付いていないかを見る
  • GEP・HGEなど、見慣れないアルファベットが無いかを見る
  • 刻印の場所(留め具の近く・リングの内側)をメモする
  • 読めない時は、ルーペやスマホのカメラで拡大してみる

万年筆のペン先などで見かける「18KGP」「22KGP」は、おたからやの解説では「Karat Gold Plated」の略で、金めっき処理を意味するとされています。

GEP・HGEは公的な定義がない表記です

GEPやHGEも、金めっきを表す表記として使われることがあります。ただ、日本ジュエリー協会の表示規定には載っておらず、公的な定義は確認できませんでした。

そのため、GEPという文字だけで中身を言い当てることはできません。見慣れない表記が付いている時は、店の分析で確かめてもらうのがいちばんです。

刻印の後ろの文字を見落とさない

刻印の「14K」だけを見て、14金だと思い込んでしまうことがあります。GPやGFは小さく打たれていることも多いので、最後の1文字まで読んでみてください。

刻印の表記の違いそのものは、「K14」と「14K」「14KT」の違いでまとめています。

14金メッキは売れる?店ごとの扱いの違い

ここがいちばん気になるところですよね。結論は「店によって違う」です。

各社の公式サイトに書かれている扱いを、2026年10月21日に確認した範囲で並べてみます。どこが良い悪いではなく、品物に合う店を選ぶための材料として見てください。

会社公式サイトの表記(要約)
コメ兵GP(金メッキ)、GF(金張り)表記があるものは買取できない
RE:TANAKA(田中貴金属)「メッキ品等」は買取できないものに挙げている
バイセル金メッキ製品は金素材としては買取できない。人気ブランドなら製品価値で評価できる場合がある
買取福ちゃんメッキ製品は基本的に買取していない。人気ブランドのアクセサリーなら買い取る場合がある
おたからや金メッキ製品や金張り製品の買取も行っていると案内
ザ・ゴールドメッキ製品の取扱いも可能と案内

『じゃあ、扱っている店なら値段がつくの?』と思いますよね。

おたからやは、金メッキや金張りの製品に含まれる金は微量で、基本的に金として売るのは難しいとも説明しています。値段がつくかどうかは、ブランドやデザインなど金以外の価値しだいなんです。

そのため、この記事では金額の目安は出していません。実際にどうなるかは、品物を見てもらって確かめてみてください。

14金メッキの刻印と店ごとの扱いを示した図解

14金メッキでよくある相談

知恵袋などで見かける相談を、要約してお答えしますね。

14金や18金のメッキのネックレスを、まとめて買い取る店はある?

メッキ製品を扱うと案内している店はあります。ただ、金としての値段はほとんど期待できないので、ブランドやデザインで見てもらえるかが分かれ目です。

店には「K14GPの刻印があるネックレスです。買取の対象になりますか」と、刻印をそのまま伝えて聞いてみましょう。

「AD 14k」と刻印がある。メッキと14金のどっち?

14kの前に見慣れない文字が付いた刻印は、公的な定義が確認できない表記です。

文字だけでは、めっきか14金かを決められません。蛍光X線などで成分を測れる店で見てもらうのが確実です。

GP・GEP・HGE・GFは何が違うの?

日本ジュエリー協会の規定で定義があるのは、GP(金めっき)とGF(金張り)です。GFは張り合わせた金合金の質量比が20分の1以上の素材とされています。

GEP・HGEは規定に載っていない表記で、金めっきを表すものとして使われることがある、という程度にとどめておきましょう。

14Kなのに14金ではないことも

刻印が14Kでも、後ろにGPやGFが付けば中身は別の金属です。逆に、刻印がかすれて読めない14金もあります。迷った時の確かめ方は14金の本物の見分け方を見てみてください。

14金メッキかどうか迷った時の確かめ方

刻印がはっきりしない時や、14金とメッキが混ざっている時は、店で確かめてもらうのが近道です。

おたからやは、刻印が見当たらない14金製品でも、蛍光X線分析装置で金の含有率を測ると案内しています。

店に持っていく前の準備
  1. 刻印がK14の物と、GP・GFが付く物を分けて袋に入れる
  2. 刻印が読めない物は、別の袋にまとめる
  3. 研磨剤で磨いたり、薬品で洗ったりしない
  4. 店では「メッキか14金か分からない物があります」と伝える
  5. 金額を聞いてから、売るかどうかを決める

もし分析の結果、14金だと分かれば、金の量に応じた値段がつきます。14金と言われた物がどんな基準で売れるかは14金は売れる?買い取ってもらえる物と断られやすい物でまとめています。

14金かメッキか迷った時の確かめ方の図解

おたからやは査定料・鑑定料がかからず、相場確認だけでも無料と案内しています。14金の物が一緒にあるなら、まとめて見てもらうのも1つの方法です。

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14金の査定額を確かめる

K14・14K・585の刻印がある品は、切れたチェーンや片方だけのピアス、刻印が読めない物でも、1点から金として査定を受けられます。ハワイアンジュエリーや金縁メガネ、万年筆のペン先も相談でき、店頭のほか出張査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。

査定料無料公式サイトで査定方法を確認する

買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。

提示額に納得できなければ、その場で売らなくてかまいません。メッキの品は、気に入っているなら使い続けるのも十分ありですよ。

よくある質問

14金メッキ(K14GP)に金の価値はありますか?

表面の薄い膜だけが14金なので、金としての値段はほとんどつかないと考えておきましょう。ブランドやデザインで見てもらえる店もあります。

14KGPと14Kはどう違いますか?

14Kは品物全体が14金の合金です。14KGPは別の金属の表面に14金のめっきをした物で、入っている金の量が大きく違います。

メッキか14金か、家で見分けられますか?

刻印の後ろにGPやGFがあるかを見るのが手がかりです。ただ、刻印が読めない物もあるので、最後は店の分析で確かめましょう。

メッキの品を売る時、何を伝えればいいですか?

刻印をそのまま伝えて、買取の対象かどうかを先に聞くとスムーズです。ブランド名が分かる物は、それも伝えましょう。

まとめ

この記事の要点
  • GPは金めっきの記号で、K14GPは表面の薄い膜だけが14金
  • K14とK14GP・K14GFは、入っている金の量がまったく違う
  • GEP・HGEは公的な定義が確認できない表記
  • メッキ品の扱いは店で分かれ、値段はブランドやデザインしだい
  • 迷ったら刻印ごとに分けて、店の分析で確かめる

14金の売り方全体は14金の買取ガイドで、値段の計算から店の選び方まで順番にまとめています。

14金買取.jp

14金買取.jp 編集部

14金(K14・14K・585)のネックレス・指輪・ピアス、ハワイアンジュエリー、金縁メガネや万年筆を納得して手放すために、刻印の読み方、本物と金張り・メッキの見分け方、1gあたりの値段の計算、売る店の選び方を、公的機関の情報と公表価格をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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