当サイトの記事は、国税庁・警察庁・消費者庁・造幣局など公的機関の情報、日本ジュエリー協会の表示規定、田中貴金属工業の公表価格、各買取店の公式情報、Yahoo!知恵袋などの公開された声をもとに編集部が独自に執筆しています。金の価格や買取価格は記事執筆日時点の参考値で、日々変わります。
ずっと18金だと思っていたネックレスを査定に出したら、「こちらは14金ですね」と言われた。思っていた金額と違って、戸惑いますよね。
結論から言うと、14金と18金の見分け方は刻印と店の分析が基本で、思い込みとずれることは珍しくありません。この記事では、ずれが起きる理由と、言われた時に落ち着いて確かめる手順をお話しします。
18金だと思っていたネックレスを、査定で14金と言われました。そんなことってあるんですか?
ありますよ。刻印の読み違いや、パーツごとに素材が違うことなど、理由はいくつか考えられます。まず刻印を一緒に見直してみましょう。
14金と18金の見分け方は刻印が基本です
14金は「K14・14K・585」、18金は「K18・18K・750」と刻印されるのが一般的です。色や見た目では見分けにくいので、刻印を見て、最後は店の分析で確かめます。
造幣局は「貴金属の品位は目で見てわかるものではありません」と案内しています。黄色っぽいから18金、とは決められないんです。
色は、混ぜる割り金の種類で変わります。同じ14金でも、イエロー・ピンク・ホワイトといろいろな色があります。
| 刻印の例 | 純度 | 金の割合 |
|---|---|---|
| K14・14K・585・Au585 | 14金 | 約58.5% |
| K18・18K・750・Au750 | 18金 | 75% |
| Pt585 | プラチナの刻印 | 14金ではない |
『585と750って、数字が似ていて見間違えそう…』という方もいますよね。
刻印はとても小さいので、スマホのカメラで拡大して見るのがおすすめです。刻印の場所や読み方は585の刻印の意味とK14・14K・14KTの見方にまとめています。
18金だと思ったのに14金と言われる理由
刻印をちゃんと見た記憶はないんです。買った時に18金と聞いていただけで…。
それなら、まず刻印を見直すところからですね。ほかにも、パーツや刻印の書き方で結果が変わることがあります。よくある理由を並べてみます。
| 考えられる理由 | 中身 |
|---|---|
| 刻印の読み違い | 小さな「585」や「14K」を、18金だと思い込んでいた |
| 刻印が無い・読めない | 古い品やアンティークには、刻印の無い物もある |
| パーツで素材が違う | 本体と留め具で、純度の違う金が使われていることがある |
| 数字の後ろにKがある | 「18K」のような後ろK表記を、分析で確かめる店がある |
| 分析で純度が届かなかった | 品位は「最低でもこれだけ入っている」という意味の数字 |
パーツごとに純度が違うこともあります
RE:TANAKA(田中貴金属)は、複数の品種・品位を組み合わせた製品は、パーツごとに品位を特定すると案内しています。
例えば「チェーンは18金で、ペンダントトップは14金だった」という組み合わせなら、全体を18金だと思い込んでいた、ということも起こりえます。
「18K」のような後ろKの刻印
日本ジュエリー協会は、海外ではKを数字の後ろに置くことがあるが、原則はKを前に置く、と説明しています。
大黒屋は、「24K・18K・14K」のようにKが後ろにくる刻印の品を、1つ下の品位で買い取る場合があると案内しています。店によって扱いが違うところなんです。
品位は「最低含有率」です
日本ジュエリー協会は、品位を「最低含有率(純度)」と定義しています。750は「金が1000分の750以上」という意味です。
そのため、分析した結果がその数字に届かなければ、刻印どおりの純度としては扱われないことがあります。

14金と18金で、値段はどれくらい変わる?
『14金だと、だいぶ安くなるの?』と気になりますよね。
田中貴金属が2026年10月20日17時に公表した金の店頭買取価格22,773円/g(税込)で、金の量だけの目安を計算してみます。記事執筆日時点の参考値で、純金の地金の価格をもとにした計算です。14金の買取価格そのものではありません。
| 例えば5gなら | 金の割合 | 金の量だけで見た目安 |
|---|---|---|
| 14金(585) | 約58.5% | 66,611円 |
| 参考: 18金(750) | 75% | 85,399円 |
同じ重さなら、金の割合の差がそのまま目安の差になります。14金と18金の違いをもっと詳しく知りたい方は14金と18金の違いもどうぞ。
ただ、14金にも約58.5%の金の量に応じた値段がつきます。18金でなかったからといって、価値が無いわけではないんです。
「14金です」と言われた時にやること
その場で「じゃあ売ります」と言ってしまいそうでした。何を聞いておけばよかったんでしょう?
どこを、どうやって測ったかを聞いておくと安心です。その場で決めなくても大丈夫ですよ。
- どのパーツが14金だったかを聞く
- 刻印で判断したのか、蛍光X線などで測ったのかを聞く
- 純度・重さ・1gあたりの単価をメモする
- 結果を書面でもらえるかどうかを聞いてみる
- 納得できなければ売らずに持ち帰り、別の店でも見てもらう
店では「どの部分が14金でしたか。測り方も教えてください」と聞けば十分です。答えを聞くと、思い込みだったのか、パーツの違いだったのかが見えてきます。
査定でどこを見られるのかは14金の査定で見られることで詳しく扱っています。家でできる確かめ方は14金の本物の見分け方も参考にしてみてください。
思っていた金額と違うと、焦ってしまうことも。提示額に納得できなければ、売らなくてかまいません。メモを持って、別の店で見てもらってから決めましょう。

14金と18金の見分け方でよくある相談
知恵袋などで見かける相談を、要約してお答えしますね。
オークションで18Kとして買った物が、店で14Kと言われた
『説明と違うのでは…』とモヤモヤしますよね。まずは別の店でも見てもらい、結果が同じかどうかを確かめてみましょう。
そのうえで、購入した時の説明や取引画面を残しておき、取引の場のルールに沿って出品者に問い合わせるのが落ち着いた進め方です。
質屋では、14金と18金をどうやって見分けているの?
まず刻印を見て、そのうえで機械で成分を測るのが一般的です。RE:TANAKAは専用の蛍光X線検査装置で品位を判定すると案内しています。
なんぼやは、刻印の無い品は比重など貴金属の詳細を調べることがある、と説明しています。
古い万年筆のペン先が、K18かK14か分からない
おたからやの解説では、金のペン先には「14K」「18K」や「585」「750」といった数字が刻まれているとされています。ペン先の根もとを、拡大して見てみてください。
ペン先の売り方は万年筆の14金ペン先の買取価格でまとめています。
純度をはっきりさせてから売るには
18金か14金か分からない物が混ざっている時は、純度の分からない物だけ別の袋に分けておくと、査定がスムーズです。
- 刻印を拡大して読み、品物ごとにメモした
- 18金・14金・刻印が読めない物を分けた
- 残したい物は別にしておいた
- 店で聞くこと(パーツ・測り方・単価)をメモした
おたからやは、刻印が見当たらない14金製品でも蛍光X線分析装置で測ると案内しています。査定料・鑑定料はかからないので、純度を確かめる目的で見てもらうこともできます。
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14金の査定額を確かめる
K14・14K・585の刻印がある品は、切れたチェーンや片方だけのピアス、刻印が読めない物でも、1点から金として査定を受けられます。ハワイアンジュエリーや金縁メガネ、万年筆のペン先も相談でき、店頭のほか出張査定も選べます。金額を聞いてから売るかどうか決めましょう。
査定料無料公式サイトで査定方法を確認する買取価格は日々変わります。最新の価格・条件は公式サイトで確認してください。
結果を聞いてから、売るか使い続けるかはゆっくり決めてくださいね。
よくある質問
14金と18金は、色で見分けられますか?
色だけで見分けるのは難しいです。色は割り金の配合で変わるので、刻印を見て、最後は店の分析で確かめましょう。
18Kと刻印があるのに、14金と言われることはありますか?
あります。パーツごとに素材が違ったり、分析で純度が届かなかったりすると、刻印と結果がずれることがあります。どの部分をどう測ったかを聞いてみましょう。
店の結果に納得できない時はどうすればいいですか?
その場で売らずに持ち帰り、別の店でも見てもらいましょう。純度・重さ・単価をメモしておくと比べやすくなります。
14金だと分かったら、売らないほうがいいですか?
14金にも金の量に応じた値段がつきます。金額を聞いたうえで、使い続けるか売るかを決めて大丈夫です。
まとめ
- 14金と18金の見分け方は、刻印(K14・585とK18・750)と店の分析
- ずれる理由は、刻印の読み違い・パーツの違い・後ろK表記・純度が届かないことなど
- 5gなら金の量だけの目安は14金66,611円、18金85,399円(2026年10月20日17時の田中貴金属の公表価格をもとにした参考値)
- 言われたら、パーツと測り方を聞いてメモし、納得できなければ別の店で確かめる
14金の売り方全体は14金の買取ガイドで、値段の計算から店の選び方まで順番にまとめています。







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